2020年12月23日
30分で出来るシリコンカーバイド風グリップ

この度は当blogを御覧頂き誠にありがとうございます。
今回は30分で出来るシリコンカーバイド風グリップを記事にしたいと思います。

こちらはアサヒペンの滑り止め材になります。

成分は珪砂というもので、これに炭素を加えた物をシリコンカーバイドと呼ぶそうです。
Amazonで五百円程で購入した物です。



btc風にエポキシJBWELDを使って、グリップをストレートにリダクションしたフレームになります。
こちらのフレームにシリコンカーバイド風の加工を行います。


接着剤の食いつきを良くするためにヤスリがけます。


マスキングを行います。

セメンダインのメタルロックを塗ります。
注意点として一度に一カ所の部位には全部塗る事が重要です。
今回の場合グリップ全周にメタルロックを塗り
滑り止め材を降りかけるのですが、これをグリップの半分ずつメタルロックを塗って滑り止め材を降りかけた場合、その分かれ目となる部位に盛り上がりが出来て見た目が悪いグリップになってしまいます。
もし失敗をして見た目が悪いグリップになってしまったとしても、この加工は滑り止め材を全部サンディングビットで削り落とせば再度の加工が出来るのでご心配なく。
グリップの滑り止めの効きが悪くなった際にも簡単に再加工出来ます。




アサヒペンの滑り止め材を降りかけた状態です

ドライヤーで暖めます。
1分程で硬化しますが念のため3分程暖めます。

はみ出した部分を彫刻刀で整えます。




メタルロックが硬化した状態のグリップになります。

再度マスキングをします。

インディのブラックパーカーで塗装を行います。



乾燥後のグリップになります。
グロックをストレートにリダクションした場合、困るのはエポキシの剥き出しの部分にはSTIPPLINGすることが出来ず見た目の悪いグロックになってしまうことです。
今回の方法を使えば見た目も性能も良い実用的なカスタムを行うことが出来ると思います。
またハイキャパのグリップのカスタムにも利用出来るかと思います。
注意点として、このカスタムはグリップが太くなっしまうことです。
細身のグリップを好む方はグリップを削り込んでこの加工を行うことをお勧めします。
この度は当blogを御覧頂き誠にありがとうございました。
皆様のカスタムの役に立つ事が出来たなら幸いです。
それでは失礼致します。