2020年09月22日

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

当blogを御覧頂き誠にありがとうございます。
今回はg19 gen3 saaをSTIPPLINGして行きたいと思います。

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

saaのg19はフレームの加工をしていると、その作りの良さが解ります。
マガジンキャッチ部のしっかりとした作りはguarderさんに是非に真似して取り入れてもらいたい箇所です。

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

ガイドラインを二色で引きます。
今回は中指のフィンガーグルーブを残した加工をしようと思います。

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

マガジンキャッチの削り込むラインを避けて中指ののグルーブを彫り込みます。
形を出した後、研磨を行います。
サンドペーパーを巻いたビットを使い磨きあげます。
今回のような範囲のある曲面を磨く時は凹凸が出来てしまい、それを取るのに普通のビットでは時間が掛かるため、スポンジやすりを細いビットに画像のように巻き付けて輪ゴムで固定した物を遣いました。
一度フェルトバフ仕上げまでして、そこで残った凹凸を取るように使いました。
スポンジやすりビットはもろく強度がないため押し付けると芯のビットがフレームに傷を与えます。軽く当てるように使うのがコツです。
また、巻き方向に注意をしないと一瞬で吹き飛びます。

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

マガジンキャッチ回りを削る前にサムレストの出っ張りを落とします。
サムレスト下のテクスチャも落として削り込む予定のマガジンキャッチ回りを平らな状態にします。

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

この形状のダイヤモンドビットでマガジンキャッチ前部のラインからフレームに斜めに削り込みを行い、半月形を作ります。
半月の端とはしが赤いラインギリギリまでは削り込まず、1.5ミリほど余裕を持たせる様にします。
この余白が最後の調整の時にマガジンキャッチの削り込みの姿を作る際に必要となります。

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

半月形の切り込みから親指のある方向側の赤色のラインの間に240番で傾斜を彫り込みます。
真っ直ぐな傾斜にこだわる必要は無く、フレーム側面の厚さを確認しながら、フレームの持つ余裕に合わせてアールのついた傾斜を彫り込んでいきます。
親指のある方向側は最終的にフレームの削り込みの時に形が整います。
マガジンキャッチ部の上下、半月の彫り込みの時に残していた余白部分を、アールのついた傾斜の彫り込みに合わせるように削ります。この時にマガジンキャッチの彫り込みの見た目が決まるので、注意して彫り込みます。

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

研磨終了しました。

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

今回はマガジン挿入口のカットも行いたいと思います。
カットする際にはマガジン挿入口内部のフレーム構造を確認しながら加工を進めないとフレームを駄目にしてしまいます。
外側ばかりに目を向けて内部を確認しないでカットをしないよう注意が必要です。

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

STIPPLING g19 gen3 saa(1)

フレームに二色のガイドラインを引きます。
マスキングをして削り込みを始めます。

本日はここで区切らせて頂きたいと思います。
加工進み次第記事にして行きたいと思います。
当blog御覧頂き誠にありがとうございました。
それでは失礼致します。




Posted by 拳銃墓場 at 19:32│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。