2020年09月20日
STIPPLING g17gen4 saa(2)
引き続き当blogをご覧頂き誠にありがとうございます。
続きの加工について始めたいと思います。
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グリップ後部はとても薄い構造の為、突起を削り落とすだけに留めました。
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トリガーガードの付け根、中指の当たる部分を削り込みます。
曲面を作る削りをしています。
解りにくい表現ですがsalient armsのような平面的な削り込みではなく、アールを付ける感じにしています。
平面に削った場合、グリップした際にトリガーガードの中指に接触する部分の端々に違和感が生まれます。
salientのグリップも本物を観察すると平面の削りこみですが、端と端、左右両面に面取りが僅かに行われています。これが有るか無いかでグリップ感がまったく変わります。
今回は5b gunworxを参考に削っている為、salient arms式ではなく面取りの必要のない曲面型の削り込みをしています。
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削りが終わりましたら、研磨をおこないます。
上の写真は砥石ビットに、両面テープを貼り付けたサンドペーパーを巻き付けた物です。
研磨に最適なビットを探し、色々試しましたが、削りに特化した物が多く、苦肉の策として、この方法に辿り着きました。
ルーターの回転方向に逆らわない方向で巻かないと一瞬でサンドペーパーが吹き飛びます。
また研磨の際には回転数を最低で行わないとフレームが溶け出してとても汚い見た目になります。
サンドペーパーが巻かれている芯の部分、砥石ビット部分を磨きの際に対象に触れると振動が発生し、磨きが上手く行えません。
ピカピカに研磨を行いたい場合、サンドペーパーの巻いてある先の砥石ビットの芯の無い場所を使うことで、細かい曲面を、短時間で磨き上げる事が可能になります。具体的には一部分240番から1200番まで上げて最後にフェルトバフを掛けるのに15分程です。
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画像はフェルトバフです。
本来の使い方は仕上げに使用する物ですが、研磨の磨きの番数を上げる確認をする為に使用します。
120番、240番と削り込んだ後、ただ番数を上げて行くだけでは、ピカピカの曲面は作れません。
240番の後、320番で磨くとして、次の番数に進む判断は、十分な磨き時間ではなく、240番の付けた傷を320番が取ったことを目視で確認することです。
この目視で確認することが難しく、320番の削った面をただ見ることより、仕上げ研磨剤を塗布したフェルトバフで軽く磨くと、取り切れていない傷を目視で確認することが簡単に出来るようになります。
フェルトバフの回転数も最低を勧めます。
番数を上げる度にしっかりと前の番数の付けた傷を取り除いておくと、最後の仕上げのフェルトバフ研磨は一分かからずピカピカの状態をつくることできます。
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トリガーガードを斜めに削り込みます。
これはあまり見かける事の無いカスタムですが、5b gunworxのカスタムでよく作られて居る物です。
二枚目、三枚目にトリガーガード幅をノギスで測った物を貼り付けております。
約9ミリ幅と1911と同じシャープさがグリップした際に感じられるカスタムです。
本日の加工の紹介はここで区切らせて頂きたいと思います。
文章ばかりが多く申し訳なく感じております。
研磨に関しては応用の効く方法であるため、フレーム加工以外でも使える場面が在るかと思います。
皆様のエアガンライフ、モデルガンライフに役立てる事が出来れば幸いです。
続きの加工について始めたいと思います。
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グリップ後部はとても薄い構造の為、突起を削り落とすだけに留めました。
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トリガーガードの付け根、中指の当たる部分を削り込みます。
曲面を作る削りをしています。
解りにくい表現ですがsalient armsのような平面的な削り込みではなく、アールを付ける感じにしています。
平面に削った場合、グリップした際にトリガーガードの中指に接触する部分の端々に違和感が生まれます。
salientのグリップも本物を観察すると平面の削りこみですが、端と端、左右両面に面取りが僅かに行われています。これが有るか無いかでグリップ感がまったく変わります。
今回は5b gunworxを参考に削っている為、salient arms式ではなく面取りの必要のない曲面型の削り込みをしています。
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削りが終わりましたら、研磨をおこないます。
上の写真は砥石ビットに、両面テープを貼り付けたサンドペーパーを巻き付けた物です。
研磨に最適なビットを探し、色々試しましたが、削りに特化した物が多く、苦肉の策として、この方法に辿り着きました。
ルーターの回転方向に逆らわない方向で巻かないと一瞬でサンドペーパーが吹き飛びます。
また研磨の際には回転数を最低で行わないとフレームが溶け出してとても汚い見た目になります。
サンドペーパーが巻かれている芯の部分、砥石ビット部分を磨きの際に対象に触れると振動が発生し、磨きが上手く行えません。
ピカピカに研磨を行いたい場合、サンドペーパーの巻いてある先の砥石ビットの芯の無い場所を使うことで、細かい曲面を、短時間で磨き上げる事が可能になります。具体的には一部分240番から1200番まで上げて最後にフェルトバフを掛けるのに15分程です。
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画像はフェルトバフです。
本来の使い方は仕上げに使用する物ですが、研磨の磨きの番数を上げる確認をする為に使用します。
120番、240番と削り込んだ後、ただ番数を上げて行くだけでは、ピカピカの曲面は作れません。
240番の後、320番で磨くとして、次の番数に進む判断は、十分な磨き時間ではなく、240番の付けた傷を320番が取ったことを目視で確認することです。
この目視で確認することが難しく、320番の削った面をただ見ることより、仕上げ研磨剤を塗布したフェルトバフで軽く磨くと、取り切れていない傷を目視で確認することが簡単に出来るようになります。
フェルトバフの回転数も最低を勧めます。
番数を上げる度にしっかりと前の番数の付けた傷を取り除いておくと、最後の仕上げのフェルトバフ研磨は一分かからずピカピカの状態をつくることできます。
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トリガーガードを斜めに削り込みます。
これはあまり見かける事の無いカスタムですが、5b gunworxのカスタムでよく作られて居る物です。
二枚目、三枚目にトリガーガード幅をノギスで測った物を貼り付けております。
約9ミリ幅と1911と同じシャープさがグリップした際に感じられるカスタムです。
本日の加工の紹介はここで区切らせて頂きたいと思います。
文章ばかりが多く申し訳なく感じております。
研磨に関しては応用の効く方法であるため、フレーム加工以外でも使える場面が在るかと思います。
皆様のエアガンライフ、モデルガンライフに役立てる事が出来れば幸いです。
Posted by 拳銃墓場 at 00:47│Comments(0)