2020年09月19日

STIPPLING g17gen4 saa(1)

当blogを御覧頂き誠にありがとうございます。
それでは加工の工程をご紹介始めます。

STIPPLING g17gen4 saa(1)

STIPPLING g17gen4 saa(1)

加工したい形状に印を付けて行きます。
今回のような黒色の場合、ホワイトの白線を引いて削りをするのが通常かと思われますが、その場合、削る事でホワイトの白線が消えてしまい深掘りをする際には黒色のフレームの中から黒色の自分の削った線を探す面倒な事になってしまいます。
それならば白色と赤色の二つを使うとこれが解決します。
赤色を掘ったとしても、黒い削り跡と白色の二色で、自分の掘った線がはっきりと確認することができます。
注意点として、これは削り作業後にシンナーで色落としをします。
その際ABS素材の場合、シンナーを使うと割れを起こすことが考えられます。
ABS素材に削りをする際には別の方法を使う必要があります。

STIPPLING g17gen4 saa(1)

削り作業はこのビットを使います。
サンディングビットやハイスビット以外はフレームが堅すぎて微調整以外には使う機会があまりないです。

STIPPLING g17gen4 saa(1)

STIPPLING g17gen4 saa(1)

削り作業の際にはマスキングを行うとノックバックが起きたときに傷がつくことを防いでくれます。
マスキングテープは以外と強度がありサンディングビットが当たっても即座に削れることがありません。
自分の場合、出来うる限りサンディングビットでラインギリギリまで削り、その後ハイスビットで調整をしています。

STIPPLING g17gen4 saa(1)

画像のグリップ前部の下側は加工するのが難しい箇所です。
ビットを横向きにしてライン際を加工していきます。

STIPPLING g17gen4 saa(1)

STIPPLING g17gen4 saa(1)

マガジンキャッチ部のライン際を削る際にはマガジンキャッチサイズの木片を詰めながら加工する必要があります。
マガジンキャッチやスライドロック部のような穴の近くをハイスビットで削る際にはビットの回転力で穴の中にハイスビットが吸い込まれるように入る現象が起きます。
注意をしながら作業をしていても防ぐことは難しいです。

STIPPLING g17gen4 saa(1)

フレームの中に紙を詰め込んでいるのは、フレームの中が空洞の場合、削りの音が響くことで近所迷惑になってしまうからです。
紙を詰めると音の大きさが一段下がります。

自分の行っている加工はこんな感じで行っています。
随時、加工が進む事に記事にして行こうと思っています。
今日はここまでで一区切りしたいと思います。
皆様のお役に立てる事が出来たなら幸いです。







Posted by 拳銃墓場 at 02:21│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。